2012年9月25日火曜日

グーグル、Nexus7(ネクサスセブン)を日本で発売 モデルは16GBの1機種 価格は1万9800円


グーグルは新型タブレット「Nexus7(ネクサスセブン)」を日本で発売すると発表した。Nexus7はGoogleの最新基本ソフト「Android4.1」を搭載する。画面は7インチ、重量は340グラムと軽量なのが特徴。Googleのネット直販サイトで25日から販売するほか、10月2日からはビックカメラやヨドバシカメラなどの店頭でも販売する。

日本では内蔵メモリー容量が16GBの1機種のみの販売。価格は1万9800円。アップルのiPad(4万2800円~)、ソニーの「エクスペリアタブレット」(3万9800円~)などに比べて格段に安い。

Nexus7の通信機能は無線LAN(WiFi)のみ。外出先で使うにはモバイルルータか公衆無線LANサービスが必要になる。量販店での発売に合わせてイーモバイルなどが、自社モバイルルータとの組み合わせて、ゼロ円タブレットとして販売することが予想される。

コンテンツ配信サービス「Google Play(グーグルプレイ)」も拡充。25日から新たに電子書籍配信が開始されている。日本語の電子書籍数は非公表だが角川グループやPHP研究所、主婦の友社などの電子書籍が配信されている。個人輸入したNexus7でチェックしてみると、無料サンプルとして「人間失格」「こころ」「藪の中」が並ぶ。開いてみると、これらの書籍は全て「横書き表示」。縦書き表示には対応していないようだ。このあたりのローカライズは今後の課題だろう。

今週、Googleの株価は750ドルを突破した。Android端末の追い上げが、タブレット市場にも広がればもう一段の株価上昇が期待される。