2012年9月27日木曜日

NTTドコモがソーシャルゲームに参入 6000万人の顧客基盤 ゲーム開発会社の手数料安く


NTTドコモは、バンダイナムコゲームスなど十数社からゲームの提供を受け、スマートフォンなどで楽しむソーシャルゲーム事業に参入する。日経新聞電子版が27日報じた。

11月下旬をめどに配信を始め、KDDIなど他社の携帯電話からも利用可能にする方針。約6000万人の顧客基盤を生かし、グリーやDeNAに対抗する。

ゲーム配信サイトを開設し、当初約30種類のゲームをそろえる予定。プレー代を無料にし、ゲームで使うアイテム販売で主に収益を上げる。利用者はクレジットカードなどで事前に仮想通貨を購入してプレーする。ドコモの契約者なら通話料などに応じて毎月付与されるポイントを仮想通貨に交換できる。

ゲーム開発会社から受け取る配信手数料は売り上げの2割前後とグリーやDeNAのほぼ半分に抑え、ドコモへの提供意欲を高める。