2013年7月8日月曜日

米国で広がるプログラミング教育

米国でIT機器(PC、スマートフォン、タブレット)を使えるだけでなく、プログラムを書く能力を習得するプログラミング教育が拡大している。8日のモーニングサテライトが報じた。

スマートフォン用のアプリ作成やロボット用プログラムの開発を体験できるIT系サマーキャンプが人気になっているという。

背景にあるのがIT系人材の不足。IT企業は高校教育にプログラミング教育を義務づけることを推奨している。

2013年7月7日日曜日

欧米や中国でエスカレートする遺伝子検査 子供の潜在能力、受精卵のリスクまで

7日放送のNHKスペシャルは、世界で進む遺伝子検査の現状を伝えている。

女優のアンジェリーナ・ジョリーさんがニューヨーク・タイムズに寄せた「将来の乳がん予防のための乳房切除」の告白で、日本でも遺伝子検査の存在が再認識されているが、欧米や中国では、一般の人が遺伝子検査を受け、その情報を活用しているようだ。

番組で紹介されていた米国で一番売れている遺伝子検査キット「23andMe」の価格はわずか99ドル。唾液サンプルを23andMeに送れば、一か月ほどで遺伝検査は完了し、結果は23andMeサイトで確認できる。

日本での利用は、現時点では日本への商品発送は対応していないため、代行サービスや米国在住の知人などに依頼する必要がある。

ヒトゲノム(遺伝子)解析の技術が進み、現在では10万円/人までコストが下がったため、このようなローコストサービスが可能になっているという。

中国では既に、子供の遺伝子検査を教育に生かすアプローチが実践されており、遺伝子検査結果をもとに子供が伸びる分野への教育を選択するケースが紹介されている。

さらに欧米では受精卵の遺伝子検査まで行われており、将来病気の発症するリスクの少ない受精卵を選択できるサービスが確立しているという。

日本でも重大な遺伝性疾患についてのみ受精卵の遺伝子検査が認めらているが、その差は歴然である。


2013年7月6日土曜日

米Amazon Kindle Fire HDを12%値下げ $169に

米Amazonは、自社の7インチAndroid Tablet Amazon Kindle Fire HDを12%値下げすると発表。

7-inch, 16GB モデルの価格を$199から$169にひきさげる。英国価格は£139、欧州価格は€169。

日本語での対応は不明。

今回の値下げはライバルのNook HD tabletのディスカウントに対応したもの。

2013年7月5日金曜日

中国で3Dプリンターの利用が急拡大 軍事転用や犯罪利用など警戒する声も

中国では、航空機や自動車、医療など様々な産業で3Dプリンターの導入が進んでおり、2016年には中国が米国を抜いて世界最大市場になるとの予測が出ている。日経新聞電子版が5日報じた。

中国で流通している3D印刷機は米国や欧州の製品が大半だが、安価な国産印刷機も続々登場し、利用が急増する要因になっているという。

中国企業の間で需要が伸びているのが、研究開発や製品試作に3D印刷機を用いるケース。金型などの作製ノウハウがない中国企業にとって、技術的な追い上げが容易になる。

また、「リバースエンジニアリング」に利用すれば、他社のヒット商品を分解し、どこにどのような技術と部品が使われているかを分析する。3D印刷機を使えば、高度な設計ソフトがなくても各部品を「再現」することが可能になる。

3D印刷機の世界市場規模は12年に22億ドル(約2200億円)。その大部分が産業用で、うち4割のシェアを米国市場が占める。中国3D打印技術産業連盟の予測では、16年に中国の市場規模は100億元(約1600億円)に拡大。12年実績の10倍に増え、世界最大市場に浮上する見通し。

3D印刷機の普及で、製品の「模倣」も容易になるため、日米欧の製造業の間では技術流出が加速するとの懸念も強まっている。


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2013年7月4日木曜日

スマートフォン市場3位を狙うソニーモバイル 中国で6.4インチスマホ「Xperia Z Ultra」お披露目

米アップルと韓国サムスン電子で2強を占めるスマートフォン市場で、注目されるのが3位のポジション。その座を争う筆頭は、ソニーモバイルと中国華為技術(ファーウェイ)。

ソニーモバイルは、その強敵ファーウェイを意識しているのか、6月末に中国で大規模な新商品発表会を開催し、最新のフラッグシップモデルとなる6.4インチスマホ「Xperia Z Ultra」を披露した。

「Xperia Z Ultra」は、サムスンやアップルの製品より高性能なのが売り。フルハイビジョン映像を表示するスマホとしては世界最大の6.4インチの大画面を採用。2.2GHzの処理速度を誇る最新プロセッサ、薄型テレビ向け技術「トリルミナスディスプレー」など画像処理技術をふんだんに搭載している。それでいて厚みは6.5ミリ。サムスンの「ギャラクシー」の現行品などより薄い。

対する華為技術(ファーウェイ)は、基地局など通信設備を強みにしながら、近年は端末事業も強化。6月にロンドンで、世界最薄をうたう厚み6.18ミリのスマホ「Ascend P6」を発表し、業界関係者を驚かせた。7月から世界19カ国・地域で発売するとしており、欧州市場での価格は449ユーロ(約58,000円)。

ファーウェアは、日本でもソフトバンクやEMOBILEなどが採用しているWi-Fiモバイルルータ端末を供給しておりで圧倒的なシェアを持つ。ドコモにもスマートフォン「Ascend D2 HW-03E」を供給している。ブランド力ではソニーに劣るが、コストパフォーマンスでは引けを取らない。





日本の株長者、1位 孫正義氏 2位 柳井氏 3位 三木谷 創業オーナ上位に

日経新聞電子版が3日報じた「保株式の資産価値からみる資産家ランキング」。

1位はソフトバンクの孫正義社長。同社の発行済み株式数の20%を保有し、保有株の価値は1兆424億円。昨年3月末も1位だったが、この1年間で価値は84%増え、唯一の1兆円オーナーになった。ソフトバンクは国内携帯電話事業の伸びに加え、米3位の携帯電話会社Sprint Nextelの買収に踏み切るなど、海外戦略を加速。市場の評価が高まった。

2位はファーストリテイリングの柳井正会長兼社長。同社株の21.7%を保有し、その価値は7043億円。グローバルに事業を展開、主力の「ユニクロ」を米国やアジアで積極出店し、米高級ジーンズメーカーJブランドホールディングスの買収も決めた。

3位は楽天の三木谷浩史会長兼社長。楽天も海外進出を加速しており、最近では米国物流会社Webgistixを買収している。

2013年7月3日水曜日

無料で写真の撮り方が学べる「カメラの学校」が人気 進む教育の無料化

2日のワールドビジネスサテライトで紹介されていたデジタルハリウッドの、無料動画で学べる「カメラの学校」

写真の撮り方について無料の動画で学ぶことができるオンライン上の学校「カメラの学校」をオープンした。コンパクトデジタルカメラや一眼カメラのほか、スマートフォンやトイカメラなど、幅広いカメラを対象にしたコンテンツが含まれている。

カメラの扱い方や撮影テクニックを習得できるほか、スマートフォンの写真アプリ紹介やフォトグラファーによるコラムなどの情報も掲載されている。レクチャーの動画は全て3分以内の気軽なもので、何度でも繰り返して視聴が可能。自分のスキル/ペース/目的に合わせて学ぶことができる。

Facebookアカウントやメールアドレスでの“入学”が可能で登録も無料。

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教育の無料化が進むなかで、ビジネスモデルを探る取組として注目される。

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