2012年10月19日金曜日

ローソン「配当利回り3.5~4%メド」株主総利回りを重視


ローソンの新浪剛史社長は日本経済新聞の取材で、配当政策について「3.5~4%の配当利回りをメドに決める」との考え方を明らかにした。日経新聞電子版が19日報じた。

ローソンは株主にとっての実質的な利回りに着目。具体的には株価上昇率と実績配当率(配当合計÷当初株価)から算出する「株主総利回り」を重視している。2012年2月末までの3年間の実績は60%で、競合するセブン&アイ・ホールディングスとファミリーマートの2社の平均値を上回るという。

ローソンは3日に13年2月期の年間配当を従来予想から10円引き上げ200円(前期は180円)にすると発表。18日の株価で計算すると、配当利回りは3.5%になる。