日経新聞電子版は1日、株価が回復基調のアンリツを注目株として取り上げている。
1月30日の2011年4~12月期決算発表をきっかけに同社の株価は急騰。12年3月期の連結業績予想は市場予想を上回る上方修正。年間配当も10円から15円に積み増したのが好感された。
2012年は通信大手の次世代携帯高速通信規格「LTE」サービスが出そろい、対応端末が増加する。アンリツが強い携帯電話端末向け計測器の受注が伸びるとの思惑から、株価上昇期待が高まっている。
携帯端末の電波受信の性能などをテストするために使われる計測器は、通信規格が変わると、異なった計測器が必要となる。新たな通信規格が導入され、各社の端末開発が本格化する過程では需要が増える。
日本国内ではNTTドコモが2010年12月からLTEサービスを開始。KDDIは今秋、ソフトバンクも早ければ年内に提供を始める予定。
アンリツの2012年3月期業績見通しの上方修正は、この計測器の販売好調が主因。営業利益は従来予想を25億円上回り、前期比2倍の142億円となる見通し。
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