KDDI(au)は3月から自社の光回線や提携するCATV会社の契約者を対象に、スマートフォンの通信料を最大3割下げる料金を導入する。下げ幅が最大の場合、データ通信料は月4千円を下回り業界最安となる。日経新聞電子版が16日報じた。
新料金の申し込み受付は2月中旬から。固定回線やCATVとセットで加入している場合にスマートフォンの料金を安くする。下げ幅が最大となるCATVの電話・ネット接続とスマートフォンの組み合わせでは、申し込みから2年間は毎月約1500円、3年目から約1千円を差し引く。
現在、KDDIのスマートフォン向け定額データ通信料は月5460円(Android端末の場合)。「iPhone」も含め月々のデータ通信料は最安で4千円弱となる。ソフトバンクモバイルのiPhone向けデータ通信料(月4410円)を400円強下回る。
対象になる契約者は光回線サービス、出資先のジュピターテレコム(JCOM)など販促で提携するCATV43社を合わせ、KDDIの携帯契約者の1割にあたる約1千万件。KDDIは固定と携帯を組み合わせた新料金を契約者の家族にも適用、学生とその家族の基本料を割り引く販促策も始める。
NTTグループはシェアの高さから法律で携帯と固定通信サービスの一体営業が事実上、禁じられている。ソフトバンクグループはADSLなどで固定通信サービスを提供しているが契約数が400万件にとどまる。このためスマートフォン通信料の引き下げなどで対抗する可能性が高い。
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