2008年1月-9月における「振り込め詐欺」被害総額は235億円に達し過去最高を記録したという。
この事態に危機感を強めた警察庁は、10月を「振り込め詐欺撲滅強化月間」に定め、ATM警戒態勢を強化、金融期間側もATM周辺で携帯電話機能抑制装置を設置するなど官民を上げた防止作戦を敢行した。
この作戦は即効性を発揮し、振り込め詐欺は急減したが、犯罪側は、脱ATMの「振り込まない詐欺」に手口を変え、バイク便やエクスパック、書留を現金の受け渡しに使う被害が急増している。
たとえば、下記の携帯メール+エクスパックを使った手口がその一例だ。
先ず、下記のような携帯メールが無作為に配信される。
「携帯サイトの料金が未納になっているので、本日中に下記へ連絡をください。連絡のない場合は契約内容に基づいてあなたの身辺調査のためご自宅、お勤め先に訪問させていただきます」
連絡先に電話をかけると、犯人側は丁重な口調で、十数万円の料金が未納になっているので、指定私書箱宛にエクスパックで現金を入れて指定住所に送ってほしいと説明する。
日本郵便のエクスパックを使うのは、「追跡サービス」で、配送状況の確認がとれるからである。
そもそも日本郵便はエクスパックでの現金配送を認めていない。
年末年始は「振り込まない詐欺」に要注意だ。

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